就活、転職時に避けるべき会社論

一部上場1兆円企業から従業員2名の零細企業まで勤めたバブル世代リーマンの仕事論

就活、転職時に避けるべき会社その1-宗教っぽい会社。

 

就活のやり方[いつ・何を・どう?]ぜんぶ!  2019年度

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その1
宗教っぽい会社。

本当に宗教関係の会社は面接時に
○○教に入ってもらいますが大丈夫ですか?
と聞かれるのでわかりやすいですが、
問題なのは宗教っぽい会社。

有名なのは京セラのフィロソフィ―
京セラだけでやってるならいいのですが
稲盛塾(盛和塾)というのを作って
悩める経営者を集め布教活動をしています。
その数なんと1万社以上
京セラや日航なんかは
フィロソフィ―やってますとHPに書いてあるので
わかりやすいですが
その他の中小企業では書いてないところがほとんどで注意が必要です。


フィロソフィ―の内容は
人生=仕事
一生懸命働いて会社を大きくすることこそ人生の成功である
という経営者にとって都合の良い教え

また
活力朝礼で有名な倫理研究所
というのもあります。
職場の教養という
これまた経営者に都合の良い社員となるための
教えが書かれた短い文章を毎朝読まされます。

ちょっと前に炎上したてっぺんとか

松下幸之助さんのPHPなどもありますね。

逆に言うと
人生=仕事
会社を大きくすることがことが人生の成功である
と言う方は
この手の宗教っぽい会社を選ぶのがベストかもしれません。

 

こんな会社に入りたくないって方は

面接時に気をつけましょう。

やたら「心」とか

「利他愛」とか

「命をかけて」とかでてきたら

あぶないです。

 

また、壁や棚などにも注意を向けましょう

稲盛塾の表彰状やポスター

倫理研究所の日めくりカレンダー(一日一善的なことが書いてある)

が飾ってあったらアウトです。

 

良い会社が見つかることを祈って

新卒が辞めた。

姿を見ないなと思っていた新卒社員が、退社の挨拶に来ました。その社員が去ったあと、フロアのメンバー誰ひとりとしてそのことには触れませんでした。ずるずる伸ばさずにさっさと辞めたのは賢明だったかもしれません。心を病む前に。

 

こういったミスマッチをなくすために、私なりの仕事論を書いていきたいと思います。